【挿し芽】切り戻した植物を有効活用してふやそう!猛暑の夏でも管理を楽にするヒント

草花

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春に咲いた草花や、暖かくなって大きく成長した植物を切り戻す季節がやってきました。でも、切り取った茎を捨てていませんか?じつはその茎こそが、新しい植物を生む「宝」なんです。

この記事では、切り戻した茎を使った挿し芽の基本手順に加え、活力剤を使った発根率アップのテクニックと、猛暑の夏でも水やりの手間を大幅に減らせる「黒ポット半地植え」管理法を詳しくご紹介します。

📌 この記事でわかること

✅ 挿し芽とは何か・メリットと適した植物・時期
✅ 活力剤(リキダス・ネメデール)を使った発根率アップの方法
✅ 挿し芽の基本手順(初心者でもわかるステップ解説)
✅ 挿し芽後の管理方法
✅ 猛暑でも水やりを減らせる「黒ポット半地植え」の具体的なやり方
✅ 約10か月後の生育の様子(実例写真あり)
✅ 登録品種に関する法律的な注意点

挿し芽とは

挿し芽(さしめ)とは、親株から切り取った茎や芽を土や水に挿して発根させ、新しい植物を育てる繁殖方法です。
種まきに比べて発芽率が安定し、短期間で親株と同じ性質の苗を得られるのが最大の特徴です。

挿し芽のメリット

  1. クローン繁殖:親株の性質(花色や耐病性など)を受け継ぐ
  2. 成長スピード:種まきより早く苗を育てられる
  3. コスト削減:種を買わず手持ちの株から増やせる

ですが、私の経験上、切り取った葉の部分だけを挿す「葉挿し」は親株と全く同じにはならないようです。
▼葉挿しのやり方を紹介した記事はこちら

挿し芽に適した植物

生育が旺盛で、節がある植物が挿し芽に適しています。

  • 🌿 ハーブ類:バジル、ミント、タイム、ナスタチウムなど
  • 🌲 低木類:ローズマリー、ラベンダーなど
  • 🌸 草花類:ビオラ、芝桜、ペチュニア、バーベナ、ブルーデイジー、ゼラニウムなど
  • 🪴 観葉植物:ポトス、アイビーなど

挿し芽に適した時期

挿し芽に適した時期は、春(3〜5月) と 秋(9〜11月) です。

  • :気温が安定して発根が早い
  • :夏の暑さが和らいで根張りが良くなる

花が咲いた後の切り戻しのタイミングで行うと、剪定した枝を無駄なく活用できます。

基本的な手順

Step 1|挿し穂を準備する

新しすぎず、古すぎない健康な枝を選び、5〜10cm程度にカットします。
下葉を取り除き、切り口を斜めにカットしておきましょう。

Step 2|活力剤に浸けて発根を促進する 🌟

ここが今回のポイントです!

切り口を整えたら、すぐに土に挿すのではなく、活力剤を薄めた水に約1時間浸けておくことで、発根率が格段にアップします。

特におすすめなのが、以下の2製品です。

🌱 住友化学園芸|リキダス

植物の活性を高めるフルボ酸・ミネラルを含む液体活力剤。挿し穂の切り口から素早く吸収され、発根をしっかりサポートします。

🌱 メネデール|植物活力素

鉄イオンが根の発生を促進する、ガーデナーの定番活力剤。水挿し・土挿しどちらにも対応できる万能アイテムです。

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使い方の目安(どちらも共通)

  1. 水1Lに対して活力剤を規定量(ラベル参照)を薄める
  2. 切り口を整えた挿し穂を約1時間浸ける
  3. 浸け終わったらすぐに挿し芽の工程へ進む

💡 ポイント:浸ける時間が長すぎると切り口が傷むことがあるので、1〜2時間を目安にしてください。

Step 3|発根促進剤を塗る

挿す直前に、切り口に発根促進剤(ルートン等)を薄く塗布すると成功率がさらにアップします。

Step 4|清潔な土に挿す

清潔な挿し芽用土に、割りばしなどで穴をあけてから挿し穂を挿します。
1〜2節が土に埋まるように挿すのがポイントです。挿し穂を直接押し込むと切り口が折れてしまうので、必ず先に穴をあけましょう。

Step 5|明るい日陰で保湿管理

直射日光を避けた明るい日陰に置き、土が乾かないようにこまめな水やりや霧吹きで保湿します。

このように挿し芽は初心者でも取り組みやすく、ガーデニングの楽しみを広げてくれる方法です。
次は、挿し芽から苗にするまでの管理方法についてご紹介します。

挿し芽後の管理方法

管理項目ポイント
💧 水やり土の表面が乾きかけたらたっぷり与える
☀️ 日当たり・温度直射日光を避けた明るい日陰。適温15〜25℃
🌱 発根確認指で軽く引いて抵抗を感じたら発根のサイン。薄めた液肥を与え始める
🪴 植え替えポット底から根が確認できたら、一回り大きな鉢や地植えへ

管理を楽にするヒント|私が実践している「黒ポット半地植え」

挿し芽の作業自体は初心者でも簡単にできます。でも、問題はそのあとの管理です。

私自身、体調が不安定で3日ほど水やりができない時があります。しかも、外の水道がないという環境の中でガーデニングを続けています。とにかく水やりの回数を減らしたい!という切実な思いから生まれたのが、「黒ポット半地植え」 という管理方法です。

やり方はシンプル

挿し芽をした黒ポットを、ポット底から約半分、地面に埋め込むだけです。
ポット同士が密になりすぎないよう、3〜5cm間隔を空けて埋めています。

挿し芽の半地植え管理

半地植え管理のメリット

✅ 水やりの省力化
土に埋まった部分から自然に水分を吸収するため、乾きにくく給水回数が大幅に減ります

✅ 温度緩衝効果
地中の温度は安定しているため、根が急激な寒暖差にさらされにくくなります。真夏の地上管理に比べて根へのダメージを軽減できます。

✅ 倒伏・飛散防止
ポットが風や雨で倒れにくく、苗をしっかり固定できます。強風の日にポットが転がって台無し…という悲劇を防げます。

✅ 根域管理がしやすい
地中とポット内の根の張り具合を把握しやすく、必要なタイミングで植え替えが可能です。

✅ 害虫(ナメクジ)の発生予防
ポット底の通気性が確保されることで、ナメクジの発生リスクを軽減できます。

✅ 低コスト
特別な道具や資材は一切不要。追加費用ゼロで始められます。

💡 なんだこれだけ?と思うかもしれませんが、一度の手間でこれだけの省力効果が得られます。水やりの回数が減るだけで、夏のガーデニングのストレスがぐっと楽になりますよ。

約10か月後の生育の様子

実際にこの方法で管理した挿し芽苗が、約10か月後にどのように育ったかをご覧ください。

半地植えで10か月管理した様子

半地植え管理で水やりの手間を大幅に減らしながら、こんなに立派に育ちました!
奥のベロニカオックスフォードブルーは、真っ青のお花を咲かせてくれています。

挿し芽の注意点|登録品種に気をつけよう

挿し芽を行う前に、その植物が登録品種かどうかを必ず確認しましょう。

登録品種とは、種苗法に基づいて農林水産省に登録された新品種のことです。育成者の許諾を得ずに、登録品種を増殖・譲渡・販売することはできません。

確認方法

挿し芽の可否

行為可否
自宅の庭での自家利用✅ OK
自宅敷地外への持ち出し・配布・交換❌ NG
フリマアプリ等での販売❌ NG
無断使用❌ 損害賠償・刑事罰の対象になる可能性あり

まとめ

今回は、切り戻した植物を無駄なく活用できる挿し芽の基本手順と、活力剤を使った発根率アップのテクニック、そして猛暑の夏でも水やりを減らせる「黒ポット半地植え」管理法をご紹介しました。

  • 活力剤(リキダス・メネデール)に1時間浸けるひと手間で発根率がアップ
  • 黒ポットを半分地面に埋めるだけで、水やりが楽になり、倒伏も防げる
  • 特別な道具は不要でコストゼロで始められる

植物を増やす喜びはもちろん、管理の手間を減らすことで、ガーデニングをもっと長く楽しく続けられます。猛暑の夏も、自分の体を大切にしながらガーデニングを楽しみましょう!

ぜひ今年の切り戻し作業と合わせて、挿し芽に挑戦してみてください🌿

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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