最近は100均で手に入るアイテムを活用して、家庭での水耕栽培が人気です。今回は、ザルとバケツを使って、手軽にミニトマトを育てる方法をご紹介します。失敗例と対策も。
ミニトマトの種まき
材料
ミニトマトの種:食べたミニトマトから採取
バケツ:キウイを買った時についてきたもの
ザル:バケツの内径よりも少し大きいものを100均で購入
バーミキュライト:100均で購入
種まきは4月に。発芽適温に達していなかったので室内で行いました。
トマトの種まき基本情報
発芽適温:20~30℃
発芽日数: 4~6日
覆 土:5mm
種まきの情報はこちらにまとめています。
>>【春の種まき】発芽適温と覆土の有無を総まとめー夏野菜編
まず、ザルにバーミキュライトを敷き詰め、その上にミニトマトの種をまきました。
トマトの種は嫌光性ですので、しっかりと覆土が必要です。
バーミキュライトは水を保持しつつ、通気性も良いので、種まきには最適です。
無事発芽したので窓辺に移動させたのですが、いつまでたってもひょろひょろと芽のままでした…。

ここで反省点
1発芽後は屋外に出して、徐々に日に当てるべきだった。
2液体肥料を与えるべきだった
予定では、このまま一番良い苗を残して育てていくつもりでしたが都合よくいかないものですね。
ミニトマトの苗の改善
そこで、外で育てていた苗を活用することにしました。
種は同様に食べたミニトマトから採取したものでしたが、苗の状態は比較にならないほどよいです。

この苗を水で丁寧に洗って活用。
この時点で、苗にはしっかりした根が出ていました。
水耕栽培環境の整備

水洗いした苗をザルに敷いたバーミキュライトに埋めます。
今度はしっかり液体肥料を与えます。水だけではもちろん成長しませんよね…反省です。
私が使用したのは普段庭の草花に使用している「微粉ハイポネックス」です。
「微粉ハイポネックス」は水耕栽培には1000倍希釈して使用します。
付属のスプーンの小さじ(1g)を1Lの水に溶かして1000倍希釈にしました。
根はあるものの、まだ根はザルから出てきていない状態ですので、ザルの底に2cmほど浸るくらいバケツに液肥入りの水を入れました。
・微粉ハイポネックスは実店舗でなかなか見つけられませんが、こちらから購入できます。

水耕栽培のメリット
水耕栽培には多くのメリットがあります。
まず、土を使わないので雑草の心配がなく、病害虫の発生も減少します。
また、水と肥料を効率的に管理できるため、環境にも優しく、必要な資源を無駄にしません。
個人的なことになりますが、私自身体調を崩しやすいので水やりを軽減できるのが最大のメリットに感じています。
さいごに
今はまだ根がザルから出ていないので不安定ですが、風が当たりにくいベランダで管理していこうと思っています。
はじめての水耕栽培、このまましっかりと育てて、美味しいミニトマトを収穫したいものです。
この記事を読んで庭でミニトマトを育てているけれど、水耕栽培もやってみたいと思われた方もまだ間に合います!
10cm以上伸びてしまったわき芽があったら、挿し芽にしてみてください。根っこが出てきますので、同様にザルとバケツを使って水耕栽培できますよ!
皆さんもぜひ、自宅でミニトマトの水耕栽培にチャレンジしてみてくださいね。
最後までお読み下さりありがとうございました。
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