はじめに
今年も暑い夏がやってきそうですね。外に出るのも億劫になる猛暑、室内で涼しげな緑を楽しみませんか?今回は、お庭で育てているミント系ハーブをカットして、室内で手軽に楽しむ方法をご紹介します。見た目にも涼しく、香りでも癒される、そして何より簡単に増やすことができる魅力的な室内ガーデニングです。
なぜ夏の室内にハーブを?
夏の暑さで外に出るのが辛い時期だからこそ、室内に自然の緑を取り入れたいものです。
エアコンの効いた室内でも、生きた植物があることで心が安らぎ、視覚的にも涼しさを感じることができます。
特にミント系のハーブは、その爽やかな香りで夏の暑さを忘れさせてくれる効果も期待できます。
おすすめのミント系ハーブ5選
1. スペアミント(一般的なミント)

最もポピュラーなミントで、清涼感のある香りが特徴。かなり丈夫で初心者にも育てやすい。
2. グレープフルーツミント

柑橘系の爽やかな香りが楽しめるミント。個人的に一番お気に入りです。
3. ストロベリーミント

甘い香りが特徴的です。葉が小さく優しい印象。
4. 日本ハッカ

和のハーブとして親しまれ、メントールの香りが強いのが特徴。黒軸で細長い葉がより涼しげです。
5.レモンバーム

柑橘系の爽やかなレモンの香りが魅力的なハーブ。ハーブティーに使いやすい。
水挿しの方法とお手入れのコツ
準備するもの
・園芸用ハサミ
・バケツ(水洗い用)
・透明なガラス瓶やコップ(室内用)
手順
- カットする:ミントは茎が硬いのでハサミを使って、茎を10〜15cm程度にカットします。
- 下葉を取る:水に浸かる部分の葉を取り除きます。
- 水で洗う:ハーブと言っても小さな虫がついていることがあります。バケツなどにザブンと付けてよく洗いましょう。
- 容器に入れる:透明なガラス瓶やコップなどお好みの容器に水を入れ、カットしたハーブを挿します。
- 置き場所を選ぶ:直射日光を避けた明るい場所に置きます。
お手入れのコツ
- 水換え頻度:1〜2週に1回程度。私は1か月以上放置することもありますが、大丈夫です。
- 根の発生:2週間程度で白い根が出始めます。
- 水位管理:蒸発した分だけ足し水をしましょう。
室内での楽しみ方いろいろ
香りを楽しむ
葉を軽く触ると香りが立ち上がります。リラックスタイムやお客様をお迎えする際の自然な芳香剤として活用できます。
インテリアとして
透明なガラス容器を使うことで、根の成長過程も観察でき、見た目にも涼しげなインテリアになります。
私はこちらの壁掛け花瓶もよく使っています。

ハーブティーに
フレッシュな葉を摘んで、ハーブティーとしても楽しめます。
私は水出しにしてアイスハーブティーにするのが好きです。カットした葉をティーポットに入れ水を注ぎ、一晩冷蔵庫で寝かせるだけです。
根が出た後の楽しみ
根が十分に育ったら、土に植え替えることも可能です。一度カットしたハーブから新しい株を増やせるので、コストパフォーマンスも抜群です。
そのまま、水耕栽培として育てる場合は、薄めた液体肥料を与えたり、日光がよく当たるところに移動させる必要があります。
さいごに
夏の暑さを忘れさせてくれるミント系ハーブの室内栽培。手軽に始められて、見た目も香りも楽しめる上に、植物を増やす喜びも味わえます。今年の夏は、お気に入りのガラス容器にハーブを飾って、涼しげな室内空間を演出してみませんか?
暑い夏、少しでも快適に過ごせる一助となりましたら嬉しいです。
最後までお読み下さりありがとうございました。
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