2025年春、種まき失敗の原因と対策を紹介

草花

2025年3月、野菜と草花の種をいくつかまきましたが失敗してしまいました。失敗の原因と対策をご紹介します。

種をまいた種類

今回まいた種はこちら。

  • オクラ
  • ミニトマト
  • パプリカ
  • カリコ(観賞用トウガラシ)
  • コスモス
  • ジニア

パプリカ(左)とミニトマト(右)は、自宅で食べたものから種を採取しました。

その他のものは、昨年自宅で育てたものから種を取りました。

種をまいた時期と環境

種をまいたのは、2025年3月13日。この日の最高気温は約15℃でした。前の週まではとても寒く、だんだんと春が近づいてくる感覚がありました。

種は、種まき用のセルトレイに赤玉土の小粒を入れ、まきました。
嫌光性種子が多かったので、覆土をしました。

種まき後は、ガレージ内の風や日が当たりにくい場所に置いていました。

失敗の原因と対策

原因

一番大きな原因は、おそらく地温

種まき翌日は最高気温は20度近くまで上昇したものの、翌週になると、最高でも8℃、最低1℃まで冷え込んでしまいました。

ここで発芽適温を確認。

コスモス 15~20℃
観賞用トウガラシ・ジニア20~25℃
トマト20~30℃
オクラ・パプリカ25~30℃

圧倒的に地温が足りませんでした…。これからどんどん暖かくなるだろうし、風が当たらない所であれば20℃をキープできるのではないか、と都合よく考えてしまいました泣。

もうひとつ考えられる原因としては、光の量です。
まいた種の多くは、光があると発芽できない嫌光性種子でした。
もしかしたら、覆土が足りず光が種に当たっていたのかもしれません。

対策

2025年3月25日、室内に取り込み挽回を図ります。
室内は床暖房をしていているので20℃をキープ。置き場所もソファーの下にし、光を遮りました。

ちょうど注文していた、ジニアクイーンレッドライムの種が届いたので、こちらも合わせてまきました。

結果

2025年3月29日、ミニトマト、コスモス、ジニアが発芽しました。室内に取り込んで4日。やはり温度は重要だということが再確認できました。

オクラは種がいたんでしまい、パプリカとカリコは発芽適温が少し高いためまだ芽は出ませんでした。とはいえ少しだけ芽を出しかかっているものもあり、引き続き室内で温めて見守ります。

下の画像は2025年4月4日の様子です。発芽から室内の明るい窓辺で管理していました。

最後に

今回は、私が経験した種まきの失敗例をご紹介しました。以前に種まきの発芽適温について、草花編野菜編をご紹介したのですが、自身が種まきを失敗してしまい本当にお恥ずかしいです。

毎年、草花や野菜の生育が遅く感じていて、今年は早く収穫したい、花を咲かせたいという気持ちが強く焦ってしまいました。

皆様はぜひ、発芽適温をしっかり守り、失敗しないようにお気を付けください。

この記事が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

最後までお読み下さりありがとうございました。

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