【長方形プランター】おしゃれで簡単な寄せ植えの方法とアレンジ

お庭

この記事では長方形プランターを利用しておしゃれで簡単に寄せ植えできる秘密と、絶やさず季節感を演出できるアレンジの方法をご紹介します。

長方形プランターの紹介

トップ画像の長方形プランターについて紹介します。

メーカー   :RHS(イギリス王室園芸協会)
サイズ(外寸):幅50cm 高さ17cm 奥行17cm
素材     :軽量ファイバークレイ
カラー    :ダークグレイ

素材は軽量ファイバーグレーとなっていますが、パッと見た感じ全然軽く見えません。
むしろ重厚感があります。
フチの厚さも1.5cmほどあり、ペラペラ感がないのも、上品さを感じされる要因かもしれません。

こちらの商品は、昨年(2024年)の母の日に家族からプレゼントされたものですが、残念ながら現在は販売されていません。

玄関やお庭の目につくところに置くことが多い寄せ植え。
ちょっといいモノや、自分のお気に入りを置くと気分が上がりますよ♪

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簡単寄せ植えのやり方

簡単寄せ植えの仕組み

こちらの寄せ植え、実は中身は寄せ鉢になっています。名付けて寄せ鉢式寄せ植え。

寄せ植えの中身

ピンクのラナンキュラスは買ってきたままの植木鉢です(引っ張っても抜けなかったので泣く泣くそのまま使いました)。
左側のライトグレーの鉢と右側のスリットポットは100均のセリアで購入したものです。
ライトグレーの鉢にはクローバーとイベリス、スリットポットにはロータスプリムストーンとタイムを植えています。

鉢を取り出したプランターの底はこうなっています。お見苦しくてすみませんっ。

プランターの底面

中に土を入れる寄せ植えと違って、高さの違う植木鉢を1つのプランターに入れるので、底にレンガや石などを盛って底上げします。
植木鉢のフチがプランターのフチから少し隠れるくらいがベストです。

横長な長方形のプランターですと、後ろに高いものをとか、前に垂れ下がるものをとか、考えなくてもまとまるのがよいところです。

寄せ鉢式寄せ植えのコツ

植木鉢をそのまま寄せ植えに使うには、ちょっとしたコツがあります。

トップ画像のラナンキュラスの足元、ちょっと寂しいですよね?
それは、ひとつの鉢にひとつの植物しか植わってないからです。

このラナンキュラスはかろうじて葉っぱがだらけたままで土を隠していますが、この葉っぱを取り除くと本当に寂しくなります。

足元が寂しくならないために私が工夫していることは、つの鉢に2つの種類を植えることです。

この寄せ植えでは

ライトグレーの鉢:イベリスとクローバー
スリットポット :ロータスプリムストーンとタイム

が植えられています。

組み合わせとしては、立ち上がるタイプとほふくするタイプを合わせるとバランスがいいです。
ライトグレーの鉢の方はふたつとも同じ組み合わせで植えていますが、前後を逆にすることで立体感が出せているのではないかと思います。
くるくる鉢を回して、気に入るところに配置してみましょう。

寄せ鉢式寄せ植えのアレンジ

アレンジを2つご紹介します。

アリッサムのアレンジ

1つ目は、アリッサムのアレンジです。
もう少しモリモリに咲いたら入れ替える予定でしたが、参考までに入れ替えてみました。
春はパンジー、ビオラ、夏はペチュニア、ラベンダーなど季節の草花を入れることで、その時期に合った演出ができますね。

ルブスのアレンジ

2つ目は、ルブスサンシャインスプレンダーのアレンジです。
ルブスサンシャインスプレンダーの葉っぱはライム色が鮮やかで寄せ植えを引き立ててくれます。
グリーンをいくつか育てていると、花の少ない時期の隙間埋めにも重宝します。
ルブスの他にも、ヒューケラやハーブ類も取り入れやすいですよ!

寄せ鉢式寄せ植えのメリット

私自身、寄せ植えが大好きです。
好きなお花をぎゅっと集めてまとめる、最高にかわいい作品です。
ですが、相手は植物。作った時のままということはありません。
寄せ鉢式ならよくあるこんな問題を解決できます。

問題1:ビオラは終わったけど、ネモフィラはまだ咲きそうだな
植えた花は一斉に花期が終わるわけではありません。
普通の土に植えこんだ寄せ植えですと、根が絡まってその植物だけ抜き取るのは難しいです。
周りの植物の根を痛めてしまう可能性もあります。
そんな時、寄せ鉢式ですと、これから花期を迎える草花の鉢と入れ替えるだけで済むんです。

問題2:花はまだ咲きそうだけど、切り戻しすると花がなくなっちゃうな
特にキンギョソウやフロックスなど縦に咲き進んでいく草花は全体のバランスを崩しやすいので、ある程度の高さで切り戻す必要が出てきます。
そうすると、花のない時期が長く続いてしまいます。
寄せ植えは、玄関や人の目につく場所に置いておきたいもの。
切り戻した草花を飾っていくのは気が引けます。
そんな時、寄せ植えですと別の花やカラーリーフなどと簡単に取り換えることができます。

最後に

この寄せ植えのやり方は、植え替えが面倒で自分で編み出した方法です。
園芸店やメディアで紹介されているものを真似したわけではありません。

園芸を始めると、教科書通りにやらなければと力が入りがちです。
少し慣れてきたら、こうやらなくちゃ!という制限は捨てて、自分がやりやすいように、自由に工夫していくことも必要かなと思います。

この記事が、ガーデニングが負担ならず、楽しく取り組める一助となりましたら嬉しいです。

最後までお読み下さり、ありがとうございました。

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