【女性の悩み】私の不調歴 初経期から現在

女性ホルモン値検査結果 くらし

この記事では、私がこれまで感じてきた女性特有の体調不良の様子とその都度の対応を時系列でお話しします。

初経期から20代までは腹痛

初経期から20代後半までは、ごくごくよくある生理痛がありました。生理が始まってから1~2日目に主に下腹部痛が起こり、痛み止めを飲めば収まる程度でした。特に日常生活に支障をきたすことはなくうまく付き合っていました。

この期間は仕事とプライベートのバランスも良く、スポーツに幅広く挑戦していました。食事も基本的には自炊で栄養バランスはある程度とれていたかと思います。

30代、仕事の重圧とともに増す倦怠感

30歳直前に東京に異動となり、急激に不健康になったように思います。通勤で歩いてはいるものの緊張する場面も多かったからか肩こりがひどく、マッサージに通うようになりました。
それから地方に異動し、ランニングやテニスをするようになってからは一旦良好な体調に。

しかし次の異動で仕事量が爆増、責任も重くなり一気に体調が悪くなります。集中しやすいタイプなので、何時間も休憩せずにパソコン作業をしてしまうことも…。肩はパンパンで起き上がることもできず、結局仕事を休んでしまうこともありました。生理は定期的に来ていたので、私は生理不順ではない、と考えていたのですが、実際の生理周期は40日。今振り返れば、周期が長すぎて明らかに生理不順でした。

退職、結婚、出産で体調が回復

もうこれ以上仕事を続けられないなと思っていたころ、結婚することになり仕事も退職しました。退職後は規則正しく生活し、ランニングや軽い運動を習慣にしていたので体調も回復していきました。生理周期も30日程度に。ありがたいことにすぐに子供を授かり、出産も順調でした。

卒乳後、頭痛と倦怠感が始まる

初めての頭痛

私はそれまで頭痛というものをあまり経験していませんでしたので、初めて頭痛になった時のことをよく覚えています。

まだ子供が小さいころ、よくママ友たちと集まって子供たちがお昼寝したらコーヒーを飲むのがお約束でした。その日はたまたま我が家に集まりいつも通りみんなでコーヒーを飲んでいたのですが、突然頭が痛み始めました。立っているのもつらくなり、たまらず寝室で寝込むほど。その時はしばらくすると収まったのですが、それからは何となく不調という日が徐々に増えていきました。

転勤先での診察にがっかり

子供が年長さんになったころ、転勤があり県外に引っ越すことになりました。ここでも何となくだるい、頭が痛い、やる気が出ない、といった症状があり、月の半分は具合が悪いという状態でした。体力がないことが原因かなと考え、ランニングやダンスなども行いましたが改善せず、病院できちんと診てもらうことにしました。

婦人科を受診
「月経困難症」ではないかということで、漢方を処方してもらいましたが、あまり改善は見られませんでした。念のため子宮筋腫などほかの病気が隠れていないかエコー検査もしてもらいましたが、特に問題はありませんでした。

内科を受診
そのうち、頭痛がひどくなり嘔吐するようになったため、婦人科だけでは心配になり内科も受診しました。そこでは、「頭痛がひどくて嘔吐することはよくあることです。病気が隠れているかどうか検査したかったら、血液検査かMRIです。どうしますか?」と。結局血液検査をしましたが、特に異常は見られませんでした。

この地域で2つの病院を受診したのですが、どちらの先生も患者である私の目を見て話してくれることはありませんでした。寄り添って話を聞いてくれるということはなく、それがとても辛かったです。

地元に戻り、更年期外来へ

病院への不信感がつのり、もう病院へは通いたくないと思っていましたが、近くに更年期外来があることを知り、通院してみました。
ここではまず、MRIを受けて脳の病気がないことが確認してもらいました。次に女性ホルモンの分泌量を検査してもらい、まだ正常に分泌されていることを確認できました。

先生からはエクオールの摂取とプラセンタ療法を勧められました。プラセンタは一度注射すると献血ができません。詳しくはこちら。献血は私ができる数少ないボランティアと考えているため、プラセンタ療法ではなくエクオールを摂取することにしました。しかし、エクオールを摂取しても大きな改善は得られませんでした。

現在

現在は先述した病院が閉院したこともあり通院はしていません。
自律神経を整えるためホットヨガを始め、何となくだらだら具合が悪いということは減っていきました。その代わり生理開始から3日間激しい頭痛があり寝込んでしまいます。どちらがいいのかわかりませんが、不調の時期がはっきりしていると計画が立てやすいというメリットはあります。
家族も次第に理解してくれるようになり、協力を得ながら家事、仕事、育児を何とかこなしています。

最後に

今回は初経期から40代後半の現在までの私の不調についてお話ししました。

私の母は、生理痛もこれといった更年期の不調もなかったそうです。私自身も若いころは生理痛を除けば健康そのものでしたので、更年期障害で悩むとはつゆほども考えていませんでした。

これからゆらぎ期・更年期を迎える女性の皆さんには、「こういうことが自分にも起こるかもしれない」という心の準備に役立てていただけると幸いです。
また、現在更年期の不調に悩む皆さんには、私のような不調を持つ人もいると知ることで少しでも気持ちを楽にしてもらえたら嬉しいです。

今後、不調と向き合いながら解決策を模索し、見つからなくても何とか折り合いをつけて日常生活を楽しんでいく様子を発信していきたいと思います。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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