この記事では、水やりの手間を軽減するため、機能性の高い底面給水ウエアについての詳細と使い方、実際に使ってみた感想を解説します。
水やりは便利アイテムに任せよう
近年の夏の暑さは尋常ではありません。夏の間は、朝だけでは足りず、夕方にも水やりをします。
私も手が回らず、何度も枯らしてしまった経験があります。
そんな中、これだけは枯らしたくないという植物には、アートストーンという底面給水してくれる鉢を使っています。
アートストーンとは
軽くておしゃれ
一見しておしゃれな鉢です。普通のプラ鉢とは違って高級感もあります。
材質はストーンパウダーとポリウレタンで軽くて女性にも扱いやすいです。
適切な水分量を調節し、水やりの手間を軽減
ガーデニング初心者にとって難しいのは水やりの量と頻度。
アートストーンは特殊な構造をしていているので、余分な水は排水し、必要な分だけを鉢底部分にためておくことができ、水のやりすぎや水切れといった問題を解決してくれます。
ちょっとした旅行に出かける時や忙しく水やりに時間をさけない人には頼もしいアイテムです。
蚊の発生源になりにくい
一般的な底面給水用ポットと違い、水受け部分に給水口(下画像矢印部)がありません。

このような給水口では、水がたまった場所に虫が自由に出入りできるため、かっこうの住処、繁殖場所になってしまいます。
では、どうやってアートストーンでは水を貯めるのか。次の項目で説明します。
鉢底部の仕組み
アートストーンの底面給水システム、具体的にどのような仕組みになっているのでしょう?
鉢底部には、小さな穴の開いた黒い仕切り板があります。
仕切り板の上に土を入れ、土の上から水をやると染み出てきた水が仕切り板の下に溜まります。

底面にはプラグ(下画像、黒いねじのようなもの)が付いています。
あれ?プラグを抜いていると水が全部流れてしまうのでは?と思いますよね。

プラグを抜いた状態で水を入れてみました。
仕切り板より高い位置まで水を入れると、しばらくは底面の穴から排水されましたが、水位は仕切り板の高さで止まりました。

仕組みはステッカーに図解してありました。

プラグを差し込む穴からは、内部に向かって筒が煙突のように仕切り板まで伸びているので、その上部より多い水は排水されるという仕組みになっています。(下写真:内側から見た様子)
そのおかげで、土は適度な水分を保ち、植物の根は仕切り板に空いた穴を通って水分を吸い上げることができます。

使用感

2024年の9月に購入し、アートストーンに植えていたブルーベリーです。(写真は半年後、2025年2月)
植えたころは、まだまだ暑く毎日水やりが欠かせない状況でした。
水やりができない期間もあったのですが、今回購入したブルーベリーは、アートストーンのおかげで水切れを回避し枯らさずにすみました。
この時は、鉢底石は入れませんでした。
理由は仕切り板に届くくらい根鉢が既に大きかったからです。植物にとってはその方が底面から給水しやすかったようです。
土や植物を入れても軽く持ち運ぶことができました。
まとめ
近年の猛暑から水やりの手間を省いてくれるアイテムを紹介しました。
アートストーンには形も色もバリエーションがありますので、自分の好みに合ったものを試してみてはいかがでしょう。
ご購入はこちらからどうぞ。アマブロ アートストーン
便利なアイテムを使って、楽に長くガーデニングを楽しんでいきたいですね。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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