寒い日が続きますね。庭に出るのが億劫になってしまうこの季節、皆さんはどのようにお過ごしでしょうか?
植物たちが休眠している冬の庭は少し寂しいですが、実はガーデナーにとって、今が一番ワクワクする「妄想」時間でもあります。
春になって園芸店に行くと、色とりどりの花苗に目移りして、つい衝動買い……。そして
家に帰ってから「あれ?これどこに植えよう?」「色が合わなかった!」なんて失敗をしたことはありませんか?(私は何度もあります!笑)
今回は、冬は、私が実践している
「エリアごとの計画術」と、初心者が植えるべき「鉄板の植物リスト」をご紹介します。
こたつに入って、温かいお茶とノートを用意して、一緒に今年の庭を思い描いてみませんか?
失敗しないコツは「エリア分け」から
いきなり「何を植えるか」を決めると散らかってしまいます。まずは庭を3つのエリアに分けて、それぞれの役割を決めてあげるとうまくいきます。
私の庭では、大きく分けて以下の3つのゾーンで計画を立てています。
- 日向エリア: メインの花壇。季節の移ろいを楽しむ場所。
- 半日陰エリア: 落ち着いた雰囲気のシェードガーデン。
- 鉢植えエリア: 玄関前など、一番目立つ場所のアクセント。
それぞれのエリアについて、私が実際に育てて「これは鉄板!」と思ったおすすめの植物たちをご紹介します。
1. 【春】ピンクと白でふんわりと(4月~5月)
春の庭は、優しくて明るい色でスタートさせます。
日向エリアの主役は、秋から育てた自家採種のビオラたち。そこに背の高い植物を合わせて立体感を出します。
日向エリア:自家採種と宿根草のコラボ
メイン花壇は、足元をビオラとアリッサムで埋め尽くし、その間から背の高い植物を咲かせます。
こぼれ種でも増える白いレースのようなオルラヤや、赤い火を灯すようなストロベリーキャンドルがアクセント。
さらに、毎年咲いてくれるラベンダーやマーガレットなどの宿根草を配置すると、一気に豪華な花壇になります。

正直、春の日向向きの草花は選び放題です。好みのお花で埋め尽くしてみてくださいw。
私は自家採種で株を増やしていますが、アソートセットがあれば、手軽にお庭をお花で埋め尽くせますよ。
半日陰エリア:春に輝く「アジュガ」
シェードガーデンのおすすめは、何と言ってもアジュガです。
普段は地面を覆うグラウンドカバーですが、春になると青紫色の花穂を一斉に立ち上げ、見事な群生を作ります。
カラーリーフのヒューケラと合わせれば、花が少ない場所でも明るい雰囲気を作れます。

鉢植えエリア:ブランドビオラを特等席へ
地植えエリアには自家採種のビオラをたくさん植えますが、鉢植えには園芸店で一目惚れした「ブランド苗」を植えることにしています。特等席を用意しておけば、衝動買いは我慢せずにすみますね!衝動買い前提…。
フリルのついた華やかな品種や、珍しいアンティークカラーのビオラなど、ちょっといい苗を選んで、お気に入りの鉢に植え付ける。
これは私にとって、季節ごとの特別な楽しみです。
特に横長のプランターを使った寄せ植えは、ボリュームが出て玄関が一気に華やかになるので気に入っています。
以前、おすすめのプランターや植え方のコツをまとめた記事がありますので、鉢選びに迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
チューリップの球根を一緒に仕込んでおけば、春本番には「ビオラとチューリップのダブル咲き」が楽しめます。
2. 【夏】「白」を効かせて涼しげに(6月~8月)
植物も人間もバテてしまう日本の夏。
この時期のテーマは「ホワイト&グリーン」。白を基調にすることで、見た目に涼しい庭を作ります。
日向エリア:暑さに負けない最強チーム
真夏の直射日光にも負けないのは、ペチュニア、ジニア、ニチニチソウ、そしてエキナセアです。
特にジニアとニチニチソウは、白やライムグリーンの品種を選ぶと、驚くほど爽やか。
ポンポンと咲くセンニチコウも、ドライフラワーにできる楽しみがあってお気に入りです。
半日陰エリア:日陰を明るく灯す花
シェードガーデンには、インパチェンスとPWのスーパートレニアカタリーナを。
特にスーパートレニアは、「これ本当に1株?」と疑うほど大きく広がり、秋遅くまで咲き続けてくれる最強のパフォーマンスを見せてくれます。
冬の間はシーズンでないため販売はお休みしているようです。代わりにPWのスーパーアリッサムのリンクを貼っています。こちらは夏越しもしてくれて長く楽しめますよ!
鉢植えエリア:雪のような「ダイヤモンドフロスト」
玄関前の鉢植えには、ユーフォルビア・ダイヤモンドフロストがおすすめ。
カスミソウのような白い小花がふんわりと茂り、まるで夏に雪が降ったような涼しさです。どんな花とも相性が良いので、寄せ植えの名脇役としても活躍します。特にPWのユーフォルビア・ダイヤモンドフロストは簡単なひと手間で冬越しも可能です。
3. 【秋】暖色系でシックにまとめる(9月~11月)
風が涼しくなってきたら、庭の衣替え。
夏に頑張った花たちに、秋色の植物を足して「暖色系(オレンジ・赤・紫)」でまとめます。
日向エリア:風に揺れる秋の風情
夏から咲いているジニアは、気温が下がると色が濃くなり、秋らしい深みが出てきます。
庭の後方には、背が高くなるコスモスを。風に揺れる姿は秋のガーデンの主役です。
これらに加えて、ケイトウやサルビア(レウカンサ)などを植えると、さらに秋らしい深みのある花壇になります。
半日陰エリア:まだまだ咲く「スーパートレニア」
夏に活躍したPWのスーパートレニアは、秋になっても勢いが止まりません。
むしろ秋の方が花色が冴え渡り、半日陰のエリアを紫やピンクで埋め尽くしてくれます。
春に花を咲かせてくれたアジュガも、気温が下がると葉が銅葉になり、秋色に変化してくれます。
ここにシュウメイギクなどを少し足すと、和の情緒も感じられる落ち着いた空間になります。
鉢植えエリア:実もので遊ぶハロウィンカラー
秋の鉢植えには、遊び心を。
鑑賞用トウガラシは、紫や赤、オレンジの実がポップで可愛らしく、ハロウィンの飾り付けのための品種?と思うほど。
小花で細葉タイプのジニア・リネアリスは優しく揺れて穏やかな秋にピッタリです。寄せ植えにしたり、銅葉のカラーリーフ(アルテルナンテラなど)を添えれば、大人っぽい秋のワンコーナーの完成です。
4. 計画が決まったら、今のうちに土のリセットを!
「春は可愛く、夏は涼しく、秋はシックに」
こうして季節ごとのテーマを決めると、植えたい花が自然と決まってきますよね。
計画ができたら、あとは迎える準備です。
春の苗を植え付ける前に、冬の間に土をリセットしておきましょう。
私が実践している「冬の間に土を育てる方法」や、植え付け時に欠かせない「マグァンプ(元肥)」の使い方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
まとめ:計画を立てる時間もガーデニングの楽しみ
今回は、春から秋まで花が途切れない植栽計画についてご紹介しました。
- 春: ビオラやオルラヤで華やかに
- 夏: 白いジニアやダイヤモンドフロストで涼しげに
- 秋: コスモスやトウガラシで暖色系の秋色へ
カラーをテーマに、そして季節をまたいでも咲いてくれる草花を混ぜておくことが、労力を抑えながらうまくリレーするちょっとしたコツです。
こうやってノートに書き出しながら「次はこれを植えよう」と想像する時間も、ガーデニングの大切な一部。
しっかりと計画を立てておけば、園芸店で迷うことなく、一年中美しい庭をキープできます。
ぜひ皆さんも、暖かい部屋の中で、あなただけの「シーズナルプラン」をデザインしてみてくださいね。







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