【冬庭】冬咲きの花 春咲きの苗の状態を紹介

お庭

冬の閑散としたお庭…ちょっと寂しく感じますが、春を待ちわびる小さな苗たちが寒さに耐えながら、土の中で力を蓄えています。今回は、そんな冬の庭で春を待つ花たちの姿をご紹介します。

冬の間も咲いてくれるお花

パンジー・ビオラ

ビオラの花

冬の代表的なお花と言えば、パンジー、ビオラですね!
我が家では毎年自宅で種を取ったものを育てているので、特に特定の品種ではありませんがこんなに美しいグラデーションとベイン(葉脈のような筋)が入ったお花が咲いてくれました。
自家採取を繰り返していると紫の原種に近いお花が増えるように感じますが、時折ブランド苗のようなお花を咲かせてくれることもあります。そんな時はくじに当たったようなお得感があります♪

クレマチス

クレマチスジングルベルの開花の様子

こちらは、クレマチス「ジングルベル」。
クレマチスと言えば、春秋に咲くものが多いかと思いますが、こちらは花の少ない冬に咲いてくれる貴重な存在です。しかも1年草と違い毎年咲いてくれるのも頼もしい。
少し残念なところは、旧枝咲きというところ。旧枝咲きとはその年伸びた枝に翌年の花芽を付ける性質のことです。ですので花後に根元からバッサリ選定してしまうと翌年花が咲いてくれません。選定するのは今年伸びたであろう緑色の枝だけ、茶色い古い枝はある程度残しておきます。これが葉っぱが落ちるまで放置しておかなければならないので、見た目が悪くなるんですよね。ですが冬に咲いてくれるメリットの方が私にとっては大きいので大切に育てています。

アリッサム

アリッサムの花

こちらも冬のお花定番のアリッサム。
毎年近くの八百屋さんで爆安で売ってくれているので買っています。12月寒さが本格化する前に買って植え付けておくと株も充実し、しっかりとお花をつけてくれます。
ビオラと同じように、こちらも今年は種をとって育ててみたいな。

春咲きます!苗の現状

オルラヤ・ネモフィラ

オルラヤとネモフィラの幼苗

こちらは寄せ植えにしています。(たまたま余ったポットに余った苗を詰め込みました…)
オルラヤ(左上側の苗)は60センチほどの草丈で可憐な白い花を咲かせます。一方ネモフィラ(右下側の苗)は草丈20センチ程度、成長するとポットからしだれるように咲いてバランスのいい組み合わせになってくれるのではないかと期待しています。

どちらも自家採取した種から育てたのですが、昨年ネモフィラは「メンジェシー」と「ペニー・ブラック」の2品種を育てていました。こちらの苗は「ペニー・ブラック」から採取した種をまいたもので、去年と同様の黒いお花がきちんと咲いてくれるのか、ビオラのように混ざってしまうのか、結果を見るのを楽しみにしています。

ギリア

ギリアの幼苗

こちらは初めて育てています。近くのお花屋さんで種だけ販売されていてそれを購入しました。そのお花屋さんによると、素敵なお花なのになかなか種や苗の販売を見かけないから、とのことでした。確かにお店で見たことないかも。
くっきりした真っ青のお花を咲かせてくれるそう。楽しみです。

アジュガ

アジュガの紅葉

アジュガはいくつかの種類を育てています。1月、2月の寒さが本格化したころにはすっかり紅葉して元気がなくなります。これが春になるとめきめきつやが戻ってくるのは本当に不思議です。
アジュガはとても丈夫で、葉挿しでも簡単に増えるので私も挑戦したのですが、先祖返りで強烈な繁殖力になってしまいました。葉挿しもほどほどに。わざわざしなくても十分増えてくれます。

オダマキ

冬のオダマキ

あまりお店で見かけない地味は存在ですが、お花はとっても美しいです。こちらは3年目の株になります。オダマキは種まき後2年目で咲くという情報を見かけますが、この株は昨年しっかり咲いてくれました。今年はどうでしょう?念のため種も採って次の苗を育てています。

人参

人参の芽

え?人参?と思われるかもしれませんが、人参のお花がとても美しいことをご存じですか?
人参はセリ科ですので、同じセリ科のオルラヤとよく似たお花を咲かせます。オルラヤより花弁が小さく、より繊細な印象です。秋ごろにお料理で残ったヘタを植えるだけ。春でも間に合うかもしれません。ぜひやってみてください!

番外編:余った土とポットでリポべジ

水菜

水菜の苗

料理で使った後の捨てる部分を利用してリポべジしています。何にも難しいことはありません。秋から冬、庭に虫を見かけなくなった頃に、根っこ部分を土に埋めるだけです。あまり寒くなると成長できなくなるので年内には植えたほうがいいです。1週間くらいは水切れしないように気を付けますがあとは放置。冬の間は虫も付きにくく初心者さんにはお勧めです。

スティックブロッコリー

夏越ししたスティックブロッコリー

一昨年購入した苗です。品種はスティックセニョール。
一年目に収穫し終わって土に戻すのを忘れて放置していたらなんと宿根しました
上部につぼみが出てきているのを発見。来年は大きな鉢に植え替えてあげようと思います。

まとめ

我が家の冬の植物をいくつか紹介しました。
定番のもの、ナニコレ?というものもあったかもしれませんが、読者の皆様のご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。


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