【春の種まき】播き時期別、草丈・花期一覧表 草花編

お庭

夏~秋の庭の計画の参考に。春播き草花の播き時期、草丈、開花時期を一覧表にまとめました。

春の種まきの楽しみ

春のにぎやかなお庭が終わった後に、夏のお庭がすっかりさみしくなったことはありませんか?
私はありますw

春の種まきは、3月頃からできるものもあります。
まだ、春のお花が咲きそろわない、お庭作業が多くないこの時期に、夏庭の計画・種まきをしておきましょう。

計画の必要性

美しい花壇の作り方として抑えておきたいポイントはこちら。

高さのバランス

背の高い花と低い花をうまく配置することで、立体感が生まれます。
一般的に、背の高い花は後ろに、低い花は前に配置します。
しかし、ちょっとした環境のちがいでセオリーどおりいかないこともあります。
我が家の例を挙げますと…

掃き出し窓前には、草丈の低い種類を植えるようにしています。
この場所は、我が家でも一番日当たりもよく、道行く人達にも一番目に付くところです。
本来なら、豪華に草丈の高い種類を満開に咲かせたいところですが、草丈が高いと窓やシャッターを閉める時に挟んでしまうので、低いものを選んでいます。

日当たり

植栽する場所が日向なのか日陰なのかを確認し、それに適した植物を選びます。
一般的にはそうですが、こちらもちょっとしたことが植物の生育に影響してしまいます。
我が家の例を挙げますと…

日当たりのよいフェンス前には日陰に耐える種類を植えるようにしています。
この場所は一見日当たりがいいのですが、実はフェンスの基礎のブロック塀(高さ20cm)の陰になり、植物が育ちにくいのです。
ですので、日陰でも生育できる種類か、あるいは、ある程度大きく成長した苗を植え付けるようにしています。

開花時期

開花時期が異なる花を選ぶことで、夏から秋も花壇を華やかに見せることができます。

私の経験ですが、庭にポツンポツンと花が咲いていても、あまり見ごたえがありません。
庭いっぱいに花を咲かせる必要はありませんが、ある程度のボリュームを持たせていれば、1~2か所でも華やかな印象になります。

上記の草丈を考慮しつつ、シーズンごとにフォーカルポイントを作ってみましょう。

一覧表

暖地地方で、3月から5月に種まきできる草花を一覧表にまとめました。

3月(発芽適温:20℃前後)

種類草丈開花時期日当たり
ベゴニア20~200cm4月中旬~12月上旬日向、半日蔭
ナスタチウム(キンレンカ)20~300cm(つる性)4月下旬~7月
9月~11月上旬
日向
ダイアンサス10~60cm4月~8月日向
アスター40~80cm7月下旬~9月日向
コリウス20~100cm日向、半日蔭
ペチュニア10~30cm初夏から秋日向
マリーゴールド20~100cm6月~12月上旬日向

4月(発芽適温:20℃前後)

種類草丈開花時期日当たり
サルビア20~160cm6月~11月日向
キンギョソウ20~120cm主に4月~6月日向
ジニア15~100cm7月~11月日向
ヒマワリ30~300cm7月~9月日向
ガザニア15~40cm4月~10月上旬日向
コスモス50~120cm10月~12月日向

5月(発芽適温:20~25℃)

種類草丈開花時期日当たり
ケイトウ10~200cm7月下旬~9月日向
センニチコウ15~70cm5月~11月日向
インパチェンス15~40cm5月~11月上旬日向、半日蔭
トレニア20~30cm
(ほふく性)
4月~11月日向、半日蔭
観賞用トウガラシ20~100cm6月~12月日向
ニチニチソウ10~80cm5月~11月日向
アサガオ20cm~6m
(つる性)
7月中旬~10月上旬日向

これまでに述べたとおり、おのおのの環境で生育状況は異なります。
あくまで参考としてご利用ください。

最後に

多くの植物が、日向のほうがよく育ちます。
ガーデニングをしていると、日陰に何を植えようかと悩むことも。
一覧表には日陰でも育つ種類を入れていますので、まず日陰向きのものを選び、それから日なた向きのものをいくつか足してみるといいかもしれません。

また、種まき時に、覆土が必要かどうかをまとめた記事もありますので、ご参考にどうぞ。
上表で紹介した種類を網羅しています。
【春の種まき】発芽適温と覆土の有無を総まとめ 草花編

素敵な夏庭になりますように。

最後までお読み下さりありがとうございました。

主な参考サイト
みんなの趣味の園芸
サカタのタネ「園芸通信」
GREEN SNAP「インパチェスの育て方」
タキイネット通販「アスターの上手な育て方」

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